世界史って教科書だけで受験勉強できるの?
学校で買わされる世界史の教科書。
ほとんどの方はこの水色の山川の教科書を購入するかと思います。
そこで世界史ってこの山川の教科書だけでも受験勉強できるの?という疑問が浮かびますよね。
結論から言うと厳しいと思います。
しかし勘違いしてほしくないのは、だからといって別の参考書を買ってほしいのではないということです。
ただ、教科書という形のものだけではセンター・私大・国公立すべての問題に対応できないんです。
そこでこれさえあれば何とかなるグッズを紹介します。
- 山川の教科書
- フルカラーの資料集
- 一問一答
以上です。
少なくね?と思うかもしれませんが使い方次第で難関校まで対応できます。
最低限というか、むしろこれ以上買わなくていいと思います。
逆に多ければ多いほど混乱するのでこの三冊を使い倒したほうがいいです。
(ほら、クラスでもそんなに頭良くない子ほど塾の参考書いっぱい机に積んでるでしょ…)
では理由をそれぞれ挙げていきたいと思います。
まず教科書。
定期テストなら教科書を読んで太字を暗記したり流れをノートにまとめたり人並のことをしてれば十分対応できます。
センターなんて教科書の内容を覚えていればほぼ満点が取れます。
ただ一つ欠点があって、構成が所見殺しすぎることなんです。
どの参考書もなぜかそうなんですが、時代と地域が行ったり来たりしているんですよね。
一ページ目から順番に読もうとすると高確率で混乱します。
教科書の使い方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
次に資料集。
資料集なめたらアカンですよ。
情報量は他のどの参考書より段違いに多いです。
これ一冊で年表、地図問題、文化史、史料問題などイレギュラーな問題に対応することができます。
教科書や一問一答で出てきた地名や人物は必ずチェックしてください。
「イスタンブールってこんな微妙な位置にあんの⁉」
「韓非子めっちゃイケオジじゃん!」
みたいな発見があって面白いし記憶に残りやすくなりますよ。
最後に一問一答。
最後の砦、というか私大はこれにかかっています。
教科書だけで私大に対応できない理由は教科書に載ってないマイナー単語の一問一答問題が多く出るからなんですね。
ある程度勉強した人には伝わると思うんですけどレウクトラの戦いとか教科書に載ってないですよね?
でも私大ではわりと出るんですよ。
時間がない人はこれを毎日何週もすることをお勧めします。
これ一冊あれば用語集も買わなくて大丈夫ですよ。
まとめ
受験勉強はこの三冊でなんとかなる!
こんなことを言っておきながら私が受験したときはほかの参考書を買ったり塾の参考書も使ってみたりしてました…
つまり不安から色んなものに手を出してるダメ受験生の典型だったんです。
しかしやっぱり最後までちゃんと使ったのはこの三冊なんですよね。
それを伝えたくてこの記事を書きました。